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植毛部のかさぶた

 

自毛植毛について調べていくと、「かさぶた」が一時的にできるというデメリット問題に直面します。

 

かさぶたは見かけが悪く、扱いに注意が必要で、とりあえず良い印象は何もないわけですから、植毛はやはりハードルが高い治療法だと感じ始める方もいらっしゃると思います。

ですが、実のところ、かさぶた問題は正確な知識と対処法さえわかれば、それほど敬遠したいとは思わなくなります。

むしろ、そうなる意義が分かるなら甘んじて受け入れられ、楽しみにすることさえできるようになります。

しかも、かさぶたが絶対に嫌ならそれをほぼ回避できる方法さえあるのです。

 

他では知り得ない「植毛ワールド」ならではのカサブタ真相リポートをどうぞ最後までお楽しみください^^

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植毛歴約20年の管理人:フット

 

植毛【かさぶた】問題の実態

 

植毛は人口毛と自毛を利用した2種類の方法がありますが、カサブタについては主に自毛植毛だけに当てはまる問題です。

人口毛植毛では毛を植えた瞬間から髪型が完成し薄毛を即刻卒業できるというメリットはあるものの、身体に相当の負担をかけることは別記事でもお伝えしているとおりでお勧めできない方法です。

人口毛ではかさぶたが形成されることはありませんが、植えた後に成長することがないため、毛の根本付近に皮脂や細かいゴミが貯まりやすく、シャンプーの際に専用粉を使用してそれらを洗い流す手間暇が必要になってきます。

こうしたデメリットは施術の契約が決まるまで知らされることが少ないため、僕も含めて多くの人たちは苦々しい気持ちを味わってきました。

 

一方、人工毛とは反対の自毛植毛では術後の経過の一環として「かさぶた」が必ずできる、とされています。

 

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自毛植毛術後の状態

 

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画像だけでは判断しづらいですが、植えた1株1株の根元に極めて小さいかさぶたが形成され、中には出血の関係で数か所にわたって少し大きめのカサブタができる場合もあったりします。

クリニックの技術力や本人の体質に応じて個人差はありますが、自毛植毛ではこのようにして「かさぶた」ができる過程を必ず経験しなければいけません。

では、そもそもの話、

 

自毛植毛ではどうして「かさぶた」ができるのでしょうか?

どれくらいの期間が経てば取れるのでしょうか?

かさぶたを早く取る方法は?

人にバレない実際的なごまかし方は?

完全にかさぶたを回避できる方法はある?

 

以上のテーマを中心に「かさぶた」の真相に迫っていきましょう^^

 

自毛植毛で「かさぶた」ができる理由

①出血によるかさぶた

 

植毛は外科施術の一種で、髪を植えるところにスリットと呼ばれる毛穴を開け、そこに新しい毛根の植え付けを行なっていきます。

 

毛穴のサイズは1ミリ前後(自毛の太さで変わる)と極めて小さいとはいえ、施術中や術後に少量の血がにじみ出てくることがあります。

 

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スリット(移植孔)を入れる際に出血はつきもの

 

術中でしたら看護師さんがふさわしく拭き取ったり洗い取ったりしてくれますが、人によっては血が頻繫に出てくる場合もあり得ます。

ちなみに、僕自身も術中には血が多めに出てきたほうで、看護師さんはしょっちゅう拭き取りながら植え付けを行なってくれました。

そうした血液の残りが移殖毛の根元に付着すると、2,3日かけてゆっくりと「かさぶた」が形成されていくことになるわけです。

 

「かさぶた」は普段転んだり、ひっかいたりした時にもできる僕たちにとって身近な現象ですが、自毛植毛でできる血の塊の「かさぶた」もそれと同じ意味を持っています。

つまり、身体の回復機能の一つで、出血を止め、悪い雑菌が入らないようにし、傷を塞いで元通りにする役割を持っているわけです。

 

このことをちゃんと理解しておけば、植毛の際にも「かさぶた」をウエルカムモードで迎えられやすくなると思います^^

 

②体液によるかさぶた

 

実は、自毛植毛では血が目立って出ていない場合でも、基本的に「かさぶた」はできます。

これは簡単に言えば、体液による原因です。

 

傷口ができますと、滲出液(しんしゅつえき)と呼ばれる細胞の成長を促す因子(傷を治す成分)を多く含んだ体液が中から出てきて一斉に治癒活動を始めます。

身体が本来持っている創傷治療現象の一つで、理想的には、潤いを保ったまま滲出液の中で表皮細胞が増殖しやすい状態を保つのが一番良いんですが、自然の傾向で次第に乾燥して、体液も「かさぶた」に変わっていきます。

血液がほとんど伴わない体液だけのかさぶたの場合、色は赤の塊ではなく、白っぽくなります。

いずれにしても、術後から2,3日のうちにかさぶたが形成されていくことになります。

 

フットが初めて自毛植毛を受けた約20年前はスリット(穴あけ)サイズが比較的大きかったのでかさぶたもそれに比例する形で大きかったんですが、現在ではかなり小さくなっています。

術後2〜4日は血と一緒に混じり赤黒っぽく、5〜7日ごろには茶色や薄っぽい褐色に変化していきます。

 

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術後3日経過で赤黒さが残っているかさぶた形成段階の状態

 

植毛の【かさぶた】期間と取れるタイミング

 

平均的な相場ですと、植毛後にできるかさぶたは施術後3日目以降から目立った形成を始め、5〜7日目ごろには完全なかさぶたになり、早いものでは1週間を過ぎたあたりからポロポロと取れ始めていきます。

取れ始めると、一斉に2,3日でなくなりますが、ほとんどのケースでは10日〜2週間ほどで完全に脱落して移植した髪だけが残ります。

 

とはいえ、かさぶたが取れるときに移殖した髪も一緒にくっついて抜けることがありますので、ちゃんと毛根組織が生着したのかどうか不安になりやすい場面に出くわす時もあります。

しかし、たとえそのような場合でも心配する必要はありません。

通常、移殖した毛根組織は術後の3日間を乗り切ればしっかり定着していると判断され、何事もなく1週間が経過すれば生着率は何の問題もありません。

現にフット自身もシャワーの際にしばしば移植毛がついた「かさぶた片」を目撃しましたが、抜け落ちたその箇所からも、後日しっかり発毛が見られました^^

 

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移植毛の付いたかさぶたが自然脱落しても定着に影響はなし

 

いずれにしましても、植毛術後にできるかさぶたは術後2週間以内の期間を目安に自然と取れていきます。

 

植毛【かさぶた】にまつわるリアルな口コミ

 

植毛を経験した先輩たちのリアルな口コミを拝見するなら、かさぶた事情がどんな具合なのかが更にわかります。

 

術後9日くらいからかさぶたが取れ始めましたが、そこに移植毛がついていますがそれは問題が無いんですよね?10日目からはかさぶたをとるようにしていますが(強く擦ったりはしていません。)これも問題は無いんですよね?

 

これは植毛クリニックに寄せられた書き込みの一部ですが、このコメントからは術後9日目でかさぶたが取れ始めたことがわかりますね。

この方も例外に漏れず、移殖毛が一緒についたまま抜けてしまったので心配していることが文面から伝わってきますが、その後10年近く経っても苦情の書き込みが一切足されていないということは、心配とは裏腹にそれ以降は何の問題もなかったことがうかがえます。

 

生え際付近にビッシリかさぶたが残っており、触ると頭皮はカチカチな感じです。2週間ほどで取れるというので今が10日と考えるとそろそろ取れて欲しいところです。でも落とそうとすると毛もついてくるから不安なんですよね。あまり無理矢理落とすことはせずお風呂で軽く落としつつ、なるべく自然に落ちるのを待ちたいと思います。

 

「触ると頭皮はカチカチな感じ」というのは全くその通りで、フットの場合もかさぶたを撫でた時の感触はワニの皮のようなカチカチしたイメージがありました。

ちなみに、その後この方は17日目にして全部のかさぶたが取れたと報告していますので、かなり慎重にかさぶたを扱いながらシャンプーをしていたことが見てとれます。

 

以上の口コミからもかさぶたは2週間前後で全部取れることが理解できると思います。

 

ということは、かさぶたが取れるまでの約2週間をどのように切り抜けるべきなのかを前もってプランニングしておくなら、更に首尾よく対処することができるようになりますね。

かさぶたを安全に早く取る方法はあるのでしょうか?

 

次にその点を検討していきます^^

 

植毛後にできるかさぶたの正しい取り方

 

かさぶたは何もしなくても自然の摂理で取れていきます。

とはいえ、ほとんどの方が施術後まもなくしてお仕事や外出する必要があるわけですから、かさぶたをどうにかして速やかに処理したいと思われるはずです。

残念ながら、かさぶたを一瞬にして取るような特別な方法はありませんが、早く剝がすことができる秘訣はあります。

それが、

 

なるべく濡らす

毎日シャンプーをする

 

の2点です。

 

かさぶたは定期的にふやかすなら早く剝がれ落ちることがわかっています。

なので、普段から霧吹きやスプレー状にしたお水をシュッシュッと吹きかけたり、1日の内に2回洗髪する方法なども効果的です。

もちろん、術後3日以内にゴシゴシと激しいシャンプーをすると、植えつけた移殖株が定着する前に脱落してしまう可能性がありますので、簡単な洗髪にとどめておく必要はありますが、積極的にぬるま湯を浸けてかさぶた部位を濡らしていくことは、速やかにかさぶたを剝がしていく上で有効です。

例えば、湘南美容外科(旧:AGAルネッサンス)クリニックでは「術後6日後までは洗面器にぬるま湯を浸してやさしく指のはらで洗ってください」というマニュアルが設けられていますし、他のクリニックでは「スプレーで霧状にして濡らす」「水圧の弱いシャワーで濡らす」「コップや洗面器でお湯を優しくかける」等の提案がされています。

 

神経質な方ですと、細かい部分で指示が違うと一体どの方法が良いのだろう?と少し心配になるかもしれませんが、そう指示されている原則をちゃんと理解しているなら、何も迷う必要はありません。

移植株を安全に守りながらも頭皮を清潔に保って、かさぶたをできるだけ湿らせておくことが重要なわけです。

ちなみに、アスク井上クリニックでは術後3日間で使用するかさぶた用の「特殊スプレー」をプレゼントしてくれますので、この面でのアフタケアが他のクリニックよりもしっかりしています。

 

以上の方法でかさぶたを早く取る工夫をしていくわけですが、かさぶたがまだ頭皮に付いている期間はどのように目立たなくカモフラージュできるのかを知りたい、という方もおられると思います。

 

次に、この点についても考えましょう。

 

植毛後のかさぶたをごまかす方法

 

かさぶたを隠す方法として提案されているのは大きく分けて4つあります。

 

既存毛を利用したヘアスタイルで隠す

フリカケ(パウダー)を使用する

カツラ使用者は外出するときにカツラを利用する

帽子やタオル・バンダナ等を身に着ける

 

一つ一つ解説していきます^^

 

ヘアスタイルで隠す

 

今ある既存毛で移植仕立ての部位を隠すなら、かさぶたも自然と目立たないようにすることができます。

わかりやすいケースとしてはM字ハゲの人が植毛するパターンで、術後に前髪を下におろすなら、植毛部位のほとんどを隠せます。

 

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エールさんの例

 

完璧に隠すことができないとしても、前髪をこうして垂らすなら、立ち止まってじっと見られない限りは気づかれることがありません。

 

当時のエールさんは、「おでこの部分を人から何か聞かれたら、ニキビみたいな吹き出物が出来たみたいと言って、ごまかそうかと思います。」とコメントされています。

ご本人としても余裕のある対応ができていたことがわかります。

 

専用のふりかけを使用する

 

「ふりかけ」という総称で親しまれているヘア・アイテムを使用することでもカサブタを目立なくさせることが可能です。

髪と同じ色をしたミクロの粉を頭にふりかけることで薄毛部位を隠すのが「ふりかけ」本来の目的ですが、かさぶた自体もわかりづらくなるので大変便利です。

 

市販されている製品ではミリオンヘアーNaturerなどがメジャーです。

 

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スーパーミリオンヘアー

 

中には、そのようなアイテムを使ったら何か害があるんじゃないの?と心配になる方もいらっしゃるようですが、主成分がセルロースという天然の植物性繊維で、毛穴よりも大きい0.3㎜~0.5㎜の長さに調節されている理由から「頭皮には害はない」とされています。

実際、植毛経験者がこれまでこうした製品を使って何か害を被ったとか、移植毛が定着しなかったとする報告は一切ありませんので安心して利用することができます。

 

ただ、製品によっては ① 振りまいた後に風が強く吹くと粉が飛び散りやすい ② 粉が取れないようにスプレーで固める必要がある、などの制約が伴うので、その辺を承知した上で使っていく必要はあります。

 

かさぶたは既存の髪と同じ色の「振りかけ」粉でもカモフラージュ可能

 

ヨコ美クリニックなどでは植毛後に使うために開発されたアメリカ産の「ケラチンファイバー」というふりかけ製品を取扱っています。

ケラチンファイバーの「ケラチン」とは髪と同じ成分のたんぱく質のことで、使用する成分としては一番安全で理想的なものになります。

 

それでも、価格が4000円(税抜き)で大体2ヶ月くらい使えますから、かさぶたを隠すためだけに使用するなら余ってしまう可能性が非常に高く、スプレーで固める必要もありますので、すでに気に入った「ふりかけ」製品がある場合には、改めてこれを買いなおす必要はないかもしれません。

 

ミリオンヘアーNaturerでしたらAMAZONなどで気軽に購入でき、ケラチンファイバーは植毛施術を受ける際などにクリニック内で直接購入するか、或いは、メールや電話で問い合わせしてから指定口座へ料金振込み後に郵送してもらうことも可能です。

 

ふりかけは植毛施術2日(48時間)後から使用解禁になるので、すぐに職場復帰をしなければいけないときなどには非常に役立つ心強いアイテムです。

 

帽子やタオル・バンダナ・ヘルメットを利用する

 

かさぶたの最も簡単な隠し方は、帽子やタオルなどを利用することかもしれません。

僕もそうでしたが、家では基本的にタオルを巻いて過ごし、外出するときには帽子やそのままタオルを巻いている状態でした。

 

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タオルでもオシャレにカモフラージュ可能

 

帽子やタオルをつけたままでも頭部は大丈夫ですか?と心配になる方もいらっしゃいますが、普通にしている分には全く問題ありません。

移植した部分を不必要に圧迫したり擦るようにしなければ大丈夫ですので、帽子やタオルでかさぶたを隠すことも非常に現実的な方法です。

 

カツラを使用する

 

これまでカツラを装着して薄毛対策をしてきた人であれば、植毛施術後にカツラを利用しても構いません。

 

術後の48時間以降であれば、カツラを使用し始めても問題ないため、術後から3日目に職場復帰をする際にはカツラを再び利用することが可能です。

ただ、カツラをひたすら装着し続けることには一定のリスクが伴い、まれに発毛が遅れたり、発毛率が低くなったというケースが観察されていますので、帽子やタオルのような感覚で、頻繫に外す時間を取っていくことは賢明です。

 

植毛でかさぶたを完全に回避する方法はある?

 

ここまでで、

 

自毛植毛でかさぶたができる主な理由

かさぶたができる期間と取れるタイミングについて

かさぶたを正しく早く取る2つの方法

かさぶたをごまかす4つの秘訣

 

について検討してきました。

 

かさぶたを上手にごまかして早く取るように工夫できるなら大抵は問題ないかと思いますが、中には「かさぶたが一切できない方法で植毛をしたい!」と強く願っている方もおられると思います。

結論から言えば、自毛植毛は外科手術の一つで血や滲出液が必ず伴う作業ですから完全にかさぶたができない方法はありません。

 

…が、大幅にかさぶたの形成を減らして、かさぶたがほとんど気にならない施術に成功しているクリニックは実在します。

 

それが、Nidoクリニック湘南美容外科クリニックの2院です。

 

それぞれアプローチの仕方が違いますので、簡単に説明します。

 

Nidoクリニックで植毛をするとかさぶたが出来づらい理由

 

現時点でこちらのクリニックだけが採用している方法として、モイストヒーリング(湿潤療法)と呼ばれるものがあります。

 

通常、皮膚に傷ができると自然にかさぶたが形成されて、その内部で徐々に傷の修復が行われて元に戻るわけですが、モイストヒーリング(湿潤療法)ではその傷を特殊な素材で密閉環境におくことで、乾燥を未然に防ぎ、結果、かさぶた形成を阻んで体内から出てくる滲出液を常に保ったまま表皮の再形成を促すことができます。

 

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ハイドロコロイドフィルム

 

具体的には、創傷被覆材として知られる↑ハイドロコロイドフィルム↑を使用して、それを傷口に貼ることでかさぶたができなくなり、体液が「水たまり」のように保たれて傷口の治りがカサブタを形成させる時よりも早く、仕上がりもキレイになるというメリットがあります。

 

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ハイドロコロイドフィルムを貼った状態

 

ハイドロコロイドフィルムを貼ることでの創傷被覆材利用が、なぜ優れた効果をもたらすのかと言うと、

 

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上の比較画像で指摘されているとおりで、創傷被覆材が一緒のバリアとなる役割を果たして傷口との間に湿った体液(滲出液)が充満し、その中に含まれる細胞の成長を促す因子(傷を治す成分)を乾燥させずに効率よく働かせ続けることができるからです。

 

僕自身はハイドロコロイドフィルムを頭部に使用したことはないですが、2016年の秋頃、道で転んで手の平に5㍉~1センチ弱の傷穴ができたときにこの方法を利用したことがありました。

結果は、確かにかさぶたによる自然修復よりも格段にスピードが早く、傷口もキレイに治って非常に驚いたのを覚えています。当初、友人の一人も「これは縫わなきゃ治らないね」と言っていたくらいの深さでしたが、1週間もせずに元通りに治ってしまった姿を見て言葉を失くしていました。

 

以上の経験から考えてもはっきり言えることですが、ハイドロコロイドフィルムを使用したモイストヒーリング(湿潤療法)はかさぶた形成よりも治癒スピードが早く、傷口の見た目も成績が良くなるのは間違いありません。

 

ただ、この記事のテーマである植毛の「かさぶた」問題に関して言えば、湿潤療法を採用することで全ての問題が解決することは考えにくいと思います。

というのは、そもそも自毛植毛を検討する多くの人が「かさぶた」を避けたいと願う背景には、他人にバレずに通常の生活に戻りたいという前提があるからではないかと思うんですが、

ハイドロコロイドフィルムを使用したモイストヒーリング(湿潤療法)を採用すると、かさぶたはできなくても、自動的に頭部が人の目に付きやすいことになってしまう可能性が高いからです。

 

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ハイドロコロイドフィルムは違った意味で目立ちかねない

 

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外出時に人の注目を浴びたくない場合には、ヘアバンドや帽子などでカモフラージュするなどの工夫が求められますから、たとえハイドロコロイドフィルムの恩恵で「かさぶた」ができなかったとしても、結局はかさぶたが出来たときと同じような対処策を講じなければならなくなるという矛盾が生じるわけです。

また、モイストヒーリング(湿潤療法)を採用しているクリニックでは「生着率が良くなります」という宣伝をしてはいますが、事実上、それを裏付ける客観的証拠はないことから、植毛医たちの間では「かさぶた」形成の比率と生着率には直接の関係はないとする見方が根強く残っています。

ということで、まとめてみますと、植毛後にハイドロコロイドフィルムを利用したモイストヒーリング(湿潤療法)採用するなら、

 

かさぶたができにくい

感染を防ぎやすい

治癒のスピードが早くなる

 

この3点は期待できますが、

 

人の注目を集めやすい

 

というデメリットは残されたままです。

 

しかも、ハイドロコロイドフィルムは植毛施術後の約72時間ずっと貼り付けたままという原則がありますので、事実上、不便な場面が通常よりも多くなると考えられます。

 

この点を比較した上でNidoクリニックが推進するモイストヒーリング(湿潤療法)を採用するべきかどうかを判断する必要があるでしょう。

 

湘南美容外科クリニックで植毛をするとかさぶたができにくい理由

 

湘南美容外科(旧:ルネッサンス)クリニックでは移植毛を植えるための移殖孔(穴)を開ける際に、形が円形状のホールではなく、ブレード状のマイクロスリットを使用します。

 

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ホールとブレード(刃)の違い

 

同じ条件下による移植毛の生着成果においては両者の方法に差が出ないことは実験で証明されていますが、ホールは形が丸い分、面積が大きいため出血しやすく身体に負担がかかりやすいと言われています。

一方、ブレードによるスリット(穴開け)ではホールに比べ面積が狭く小さくできるので出血が少なく、かさぶたが出来にくいというアドバンテージを持っています。

 

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マイクロブレード

 

日本人の髪は白人よりも太い傾向にありますが、湘南美容外科クリニックの長井医師が開発したマイクロブレードは一人一人の太さに応じて0.1ミリ単位でスリットのサイズを調整可能です。

このため当人に一番適したサイズでスリットを開け、移植株をジャストフィットで植えつけられることから、かさぶたが出来にくいとされています。

実際に湘南美容外科クリニックのもとで施術を受けたエールさんは「私の場合は、かさぶたは全くと言って良い程、気にならなかったです。」と感想を残しています。

 

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植毛当日

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植毛施術5日後

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植毛施術9日後

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施術1ヶ月後

 

いかがでしょうか?

 

ちなみに、ホール式で受けた植毛患者の場合のカサブタは以下のような状況です。

 

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ホールによる術後例

 

マイクロブレードでスリットを開けたエールさんと比べ、若干ですが、血の塊が幾つか見られるかと思います。

もちろん、すべての施術例でこのように明らかな差が出るわけではなく、ドクターの技術力以外にも血圧や出血しやすいなど受ける方の体質でかさぶた形成は左右されることも念頭に入れておく必要はあります。

ただ、少なくとも極細のスリットで毛穴のサイズと移植毛のサイズが同じ移殖孔を作るなら出血は最少で済みますので、かさぶたを目立たなくさせる技術面では有利と言えるわけです。

 

この他にも湘南美容外科クリニックでは、かさぶたにならないように「術後は綿棒を水で濡らして血を拭き取ること」、「血が乾いている箇所も濡れた綿棒で血を濡らして拭き取ることを徹底する」ようにアドバイスしてくれますので、こうした指示通りにケアをすることで、他のクリニックと比べても圧倒的に血の固まったかさぶたを回避することができるようになります。

 

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湘南美容外科クリニックの施術はかさぶたが目立ちにくい

 

植毛「かさぶた」問題のまとめ

 

植毛のかさぶたは施術後の2週間ほどにわたって直面する問題です。

 

過ぎてしまえばあっという間なので、「それほど心配する必要もなかったな…」と感想を持たれる方がほとんどですが、これから植毛を受ける方からすれば、いろいろシュミレーションしながら不安に感じる部分は多々おありかと思います。

それでも、かさぶた自体は何も身体に悪いことではなく、移植毛の生着率にも全く悪い影響がないことを考えるなら、それほど敬遠しなくてもよい要素であることに気づかれるはずです。

一番大きな問題は、「不自然な形で目立って、それがきっかけで植毛したことがバレたら嫌だ」という心配ですが、手堅い方法としては、有休などを使い1、2週間ほどの長期連休を取るようにして、その期間を自宅でゆっくり過ごすことです。

中にはなかなか仕事を休めないという方もいらっしゃると思いますが、自毛植毛はこの先のあなたの一生に大きな影響を与える重要なイベントであることを考えますと、仕事を調整する価値は十二分にあるはずです。

 

以上でお伝えしたきた内容が、あなたが気にされている「かさぶた」問題を克服する面で少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

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植毛歴約20年のサイト管理人:フット

 

植毛の「かさぶた」にまつわるQ&A

 

こちらでは本編で扱われなかった内容で問い合わせの多い質問に対してお答えしていきます。随時増やしていきますので、必要に応じどうぞご参考ください。

 

かさぶたができないほうが髪の定着率は良くなるんですか?
かさぶたと定着率は直接関係はありません。かさぶたが多くできても少なくできても髪の定着の質には影響を与えません。かさぶたができると、約2週間ほどは見た目が悪くなるというだけのことです。かさぶたが出来た場合ですが、生着するまでの最低3日間は無理に剥がしてしまうと、定着前の毛根も一緒に取れてしまい、移植毛が生えなくなる可能性があるので注意が必要です。一週間後以降であれば、自然と取れるかさぶたの中に移植毛が一緒にくっついていたとしても心配は入りません。すでに毛根組織は定着していますので、ヘアサイクルを経て数か月後に生え始めます。
自毛植毛施術でかさぶたができない方法はすでに開発されていますか?
本編でも解説したとおりですが、自毛植毛は外科施術の一種で、必ず血の流出が伴う作業になります。簡単に言えば、血の通った皮膚に穴を開けてそこに新しい毛根を植えつけるわけですから、血の流出を回避する方法はありません。そうである以上、100%かさぶたを形成させない方法はかなり難しいのが現状です。Nidoクリニックが推進しているモイストヒーリング(湿潤療法)を行なうなら理論上かさぶたを回避することはできますが、ハイドロコロイドフィルムを貼りますと違った形で目立つようになり、仕事復帰までの期間が更に長くなる懸念が出てきます。湘南美容外科クリニックのように小さいスリットで出血を最小限にとどめ、こまめに綿棒などで根本を濡らすように心がけるなら、ほとんどかさぶたはできませんが、それでも完璧になくすことは無理ですし、本人の体質によってもバラつきが出るのが現状です。その辺の現実を理解した上で植毛を受ける必要があります。

 

※追記:フットさんはどこで植毛を受けたんですか?という問い合わせが多くなってきたので、こちらでお伝えしておきます。

 

約20年前に国内のクリニックを利用してM字ハゲを復活させました。↓↓

 

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植毛する前 & 植毛した後(約20年前)

 

フット完成版 (1) (1)

2017年現在

 

フット2完成版 (1) (1)

 

フット3完成版 (1) (1)

 

フット4完成版 21.15.18 (1)

2017年現在

 

僕はヨコ美クリニックで植毛を受けて救われました。

 

なので、あなたにも自分に合ったクリニックを見つけてもらい、今の悩みを解決してほしいと思っています。

 

フットはあなたの植毛計画を本気で応援しています^^

 

 

 

植毛歴約20年のフットが厳しい目線で精査した植毛クリニックの比較表を載せておきますので、あなたの理想のクリニック探しにぜひお役だてください^^

 

【全国自毛植毛クリニック一覧表】

クリニック
ヨコ美
クリニック
アイランドタワークリニック
アスク井上
クリニック
親和
クリニック
湘南美容外科
クリニック
クリニック名
ヨコ美
クリニック
アイランドタワークリニック
アスク井上
クリニック
親和
クリニック
湘南美容外科
クリニック
HP
s_runessance
s_iland-1
s_askinoue
s_sinwa-1
s_runessance
方法
FUE法
FUT法
FUE法
FUE法
FUT法
FUE法
FUE法
FUT法
技術
nc140083
FUT
FUE
nc138304
FUE
nc140083
FUE
nc138304
音田医師の
FUE
nc140083
長井医師の
FUT
場所
nc69693
横浜
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
nc69693
新宿
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
費用※1
nc140083
FUT
60万円
FUE
80万円
nc69693
140万円
nc138304
116万5千円
nc69693
140万円
nc140083
88万8千円
AGA薬
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
メリット
日本で一番植毛施術経験のあるカリスマ医師が全ての施術を担当日本全国にあり利用しやすい。利用者が一番多いアイランドタワークリニックの元院長在籍。FUEの技術力が一番日本全国展開で利用しやすい。音田医師は密度の濃い植毛が得意日本全国展開で利用しやすい。アルタスロボット選択可
デメリット
店舗が少ない
料金が若干高め。FUE法しか選択できない
店舗が少ない
料金が若干高め。FUE法しか選択できない
担当ドクターにより施術の差が出る可能性
評判
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito
HP
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito
kousikisaito

※1 費用欄は1000株移植したときの料金です。
※ 情報の変動は避けられないので、最終確認はご自身でお願い致します。
※ レビュー記事は外部サイトへ移動します。

※ 無料カウンセリングは比較表内の一番下の緑ボタン「公式サイト」から簡単に申し込みができます。

 

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